1982年に、東アフリカ・タンザニアの高地でひっそりと咲いていたのを、自然愛好家のウォルター・フォン・セントポール・イレーイエ男爵によって発見され、セントポーリア・イオナンタと名付けられました。イオナンタは「スミレの花のような」という意味です。
室内花の女王と呼ばれるセントポーリアは、花や葉の形、色が変化に富んで美しく、一年を通して室内で育てられることや、姿形がコンパクトでかわいらしいことが魅力です。花が美しいばかりでなく、生育環境が人に快適な室内と同じで18〜25℃が生育適温で、少ない用土で育ち、光量はレースのカーテン越しの日が良く、まさに室内で育てる花として理想的です。
スタンダード種、ミニチュア種(株の直径が15cm)、トレイラー種(這う性質の原種と普通種との交配種)、オプチマラ種(アジサイのような花)、縞花、斑入り葉などのグループがあります。
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