ラナンキュラスは学名ラヌンクルスの英語読みです。原産地では、湿地に自生する多年草で、湿地に生えることと、葉の形がカエルの足に似ていることから、ラテン語のrana(カエル)を語源とします。もともと一重咲きだったものが品種改良された八重咲きの花で知られています。春に、八重咲きのバラのような豪華で美しい花が咲きます。花色も豊富で、赤、黄、白、橙、桃、紫、および複輪、またパステルカラーなどがあります。多くの園芸用品種が作出され、現在でも改良が盛んで、切り花にできるものも出ています。主な系統は、ビクトリアストレイン系(巨大輪万重咲で、育てやすく、一般的な系統)
、ドリーマー系 (オールドローズのような形の巨大輪)、ドワーフ系(草丈25cm程度の矮性種) などがあります。
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