南アフリカ系とヨーロッパ系があって、600種類以上の原種の95%は南アフリカ原産です。南アフリカのケープ州に集中していることからケープ・ヒースと呼ばれ、半耐寒性で、色鮮やか、形様々で、ジャノメエリカやクリスマスパレード、スズランエリカなどがこのグループに入ります。
ヨーロッパ・ヒースは花が小さいものが多いですが、耐寒性があり、エリギナやカルネアなどがそうです。また、エリカの近縁属で、1属1種のカルーナ・ブルガリス(Calluna
vulgaris)とダボエシア属(Daboecia)をヘザー(heather)と呼んでいるようですが、現在ではこの3属をあわせて、ヒース&ヘザーといい、性質は強健で、他の植物が生えないような荒地に自生しているようです。
ヨーロッパでの人気は高く、品種もたくさんあり、大きな植物園には露地のヒースガーデンがあるようです。
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