今月イチオシのお花を見る

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ニチニチソウ(日々草)

●分類:キョウチクトウ科ニチニチソウ属 非耐寒性多年草(日本では一年草扱い)
●学名:Chatharanthus roseus
●原産地:マダガスカル島、モーリシャス島
●開花期:5〜10月

[ 品種 ]

〇「桃のときめき」
 ライトピンクに白い線がはいって、濃淡がある

〇「雨ニモマケズ」
 長雨に強く、立ち枯れ病に強い品種 花色は全8色とミックス

〇「コーラ」
 疫病に耐性がある

〇F1ニチニチソウ「夏花火」シリーズ
 小花が花火みたいにぽんぽん咲き広がりこんもりとなる。
 花色はホワイトレッドアイ(中心が赤い白花)、コーラル、ライラック、ピンク等

〇「サマーミント」
 白い花弁に淡いグリーンが入り少しフリル咲き

[ 特徴 ]

高温や強い日差し、乾燥などに強く、丈夫で育てやすく
初心者でも安心で、夏の花の定番の1つとなっています。
原産地では毎年花を咲かせる多年草ですが、寒さに弱く、
日本では霜が降りる前に枯れてしまうことが多いので一年草として扱われています。

花は5弁に分かれているように見えますが根元は筒状になっています。
花は3、4日しか持ちませんが、その名の通り、毎日次々と開花してきます。
花色は、赤、白、ピンクの濃淡系などですが、最近ではオレンジや、
濃い紫などいままでになかった花色の品種も出てきています。
花形の改良も進み、様々なニチニチソウが流通しています。

また、生育の特性によって「矮性」「立ち性」「這い性」という3つの種類に分類されています。
「矮性」は、あまり大きく生長しないタイプ。
「立ち性」は茎が直立方向に育つもので、逆に「這い性」は地面を這うように伸びていくもので、吊り鉢にもよく合います。

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