今月イチオシのお花を見る

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ライスフラワー

●分類:学名: キク科 オゾタムヌス属 常緑低木
●学名:Ozothamnus diosmifolius
●原産地:オーストラリア北東部
●開花期:3月下旬〜6月上旬
●花色:白、ピンク

[ 特徴 ]

小さい蕾が米粒のように見えることから、その名で呼ばれています。花が咲き進むと白からピンクへと変化します。蕾から開花までの観賞期間が長く、また花もちもよいことから、切り花やドライフラワーとしても多く利用されています。

学名では「Ozothamnus」と呼ばれギリシャ語の 匂いという意味の「ozo」と低木という意味の「 thamnos 」が語源です。これは 匂いのする葉という意味でもあり、ライスフラワーは爽やかな香りと艶美な香りをかけ合わせたような個性的な香りがします。

乾燥した環境を好むため、日本の夏の高温多湿にやや弱く、鉢植えにして梅雨時期は軒下などで管理するとよいでしょう。切り戻すことで風通しがよくなり、夏の時期を涼しく過ごさせることができます。

また、耐寒性は強くはありませんが、暖地であれば、霜の当たらない軒下などで冬越しが可能です。

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